天泣

二次元好きが好きなことを好きなだけ書く。

2.5次元舞台・ミュージカルのDVD化が多くてうれしい【動画アリ】

鯰尾藤四郎に会う夢を見ました。・・・夢でした。

醒めたくない夢に限って醒めるのが早いのは、神さまの悪戯なんでしょうかね?

 

今回は話がバラバラすぎてタイトルに悩みました。悩んだときは、一番言いたいことを表題にするに限ります。タイトルは読むか読まないかの基準になることが多い気がする(実際に自分がそう)。あとこれは書く側の都合ですが、ブログ記事が増えてくると管理が大変になってくるので、パッと見てわかるタイトルは未来の自分に優しいと思っています(笑)バシッと決まる言葉が毎回出てきてくれれば問題ないんですけどね・・・。

 

先にお話ししておきますが、ここで話す2.5次元舞台・ミュージカルは、漫画・アニメ・ゲームを原作とした作品で、いわゆる若手俳優さんが沢山出てくるイケメンわらわら系のものをさします。

 

最近2.5次元舞台・ミュージカルという世界におちました。それまでは、どちらかというと二次元のキャラクターを三次元の俳優さんが演じることに魅力を感じていなかった勢です。やっぱり二次元は二次元だよって。あの頃の自分に言いたい、「近い未来、その世界にどっぷり沈むから覚悟しておけよ」と。

10年前からテニミュの存在は知っていたし、それに心を注ぐ友人もいたけれど、いまいちハマりませんでした。 映像も見たけど、やっぱりキャラクターより俳優さんの要素を多く感じてしまって、「違う、○○くんじゃない」となってしまった。おそらくアニメの彼らの声のイメージが強かったからだと思います。そうなると、舞台の情報そのものをシャットアウトしてしまうんですよね。そして気づいたら世代交代もあって、テニミュに関しては完全にハマり時を見失ってしまいました。

それから全くと言っていいほど2.5次元舞台との接触がなかった生活が、2016年6月下旬に一変します。1つの動画との出会いでした。物語チックに言っていますが、たいしたことはおきません(笑)ご飯を食べる時のお供に、youtubeを漁っていただけです。その時に偶然見た動画がこちら。

キャラクターを俳優さんが演じています。人を選ぶと思いますのでご注意ください。

 


刀剣男士 team三条 with加州清光『まばたき』Full PV

 

刀剣乱舞は諸事情でゲームをしたことがなかったけれどキャラクターは好きで、二次創作はがっつり見てました。何が言いたいかというと、キャラクターの声を知らなかったのです。これが結構大きかった。もし、キャラクターの声(声優さん)を知っていたら、また「あ、違う」となって最後まで見なかったと思います。今はいろいろ作品を見たからか、声優さんと俳優さんの声が違っても受け入れられますが。

 

1:15~の今剣ちゃんの大天使スマイル

1:45~の石切丸さんの祓いたまえポーズ後の眩しいほどの笑顔

 

この2人の破壊力たるや。原作と衣装違うじゃんとか、何でみんな舞台なのにサイリウム持ってるの?とかいろいろありますが、もう2人の魔力に憑りつかれている私には些細な疑問でした。そこで踊っているのは、確かに私が想像していた今剣と石切丸だったのです。もっと見たい。動画を見終わった後、すぐにミュージカル「刀剣乱舞」を調べて、トライアル公演のDVDを注文しました。ツキステの予約の時もそうですけど、いざ思い立った時の行動力が恐ろしいですね(笑)

そんなこんなでDVDを見てからは、さらに2.5次元舞台の世界にずぶずぶ沈んでいきます。どのくらい沈んでいったかというと、その後1か月半の購入物が物語ってくれます。ここ1か月半で購入した2.5次元もののCD・DVDリストがこちらです。

 

【DVD】ミュージカル「刀剣乱舞」トライアル公演

【DVD】音楽劇「金色のコルダ Blue ♪ Sky First Stage」

【DVD】ミュージカル「ハートの国のアリス ~The Best Revival~」

【DVD】ミュージカル「Dance with Devils

【DVD】ミュージカル「黒執事-地に燃えるリコリス2015-」アニメイト限定版

【DVD】ミュージカル「青春 - AOHARU - 鉄道」

【DVD】ミュージカル「 ヘタリア ~ Singin' in the World ~ 」

【DVD】舞台「BROTHERS CONFLICT 再演」

【DVD】ミュージカル「さよならソルシエ

【CD】ミュージカル「刀剣乱舞」1stアルバム

 

そして予約済みのもの。(入金済み)

 

【DVD】舞台「刀剣乱舞」虚伝 燃ゆる本能寺

【BD】2.5次元ダンスライブ「ツキウタ。」ステージ アニメイト限定版

【DVD】ミュージカル「刀剣乱舞」本公演

【DVD】あんさんぶるスターズ!オン・ステージ

 

改めてリストにすると異常っぷりがわかりますね。

いくら貢いだかなんて計算してはいけません。いけませんよ。(現実逃避)

作品が好きだから買ったものや役者買いしたもの、特典の内容で購入を決めたものなどいろいろあります。さよならソルシエだけはまだ本編を見ていないので、早く見たいです。そして上記に挙げた作品たちの感想もいずれ書きたい。

 

2.5次元舞台・ミュージカルにおけるDVDという媒体について

本当に私にしか需要がないんじゃないかと思う話なので、見出しで分けました。真面目っぽい話が始まるかのように思えますが、そう見えるだけです(笑)

忘れないうちに、これだけは言わせてください。

 

舞台芸術は生で観劇するのが一番です。

 

いくらDVD化したところで、実際劇場に足を運んで観劇した時の言いようのない感動を上回ることはないと思っています。舞台芸術は生きています。同じ台本、同じ役者を揃えたって、全く同じ舞台は出来上がらないんです。それはアドリブだったり、アクシデントだったり、その回の公演でしか起こらないことがあるからです。それが楽しみで、同じ舞台でも何回も通いたくなります。

でもDVDで全公演収録!なんて作品はほぼないと思います。たまに特典映像として「アドリブ集」がついているくらいです。それも結構レアケースだったりするので、アドリブ集が収録されているだけで買いたくなります。つけてくれる制作さん、ありがとうございます。

ではなぜわざわざ公演DVDを買うのか。私のケースですが、いくつか理由があります。

  • 見れなかったところを見たい。
  • 特典映像(バックステージなど)が魅力的だった。
  • 友人に布教したい。

だいたいこの3つの理由のいずれか(もしくは複数)が購入のトリガーになります。

 

【見れなかったところを見たい】

実際に劇場で観劇しているとき(特に初回)はストーリーを追うのに必死です。全体の流れを見ようとすると、話しているキャラクターを見ることが多いです。しかし、その時舞台に立っているのがメインキャラだけとは限りません。そうです、本筋とは関係ないところで他のキャラが動いていたりするのです。舞台上のあちらこちらで、それぞれ思い思いに動く。・・・目はそういくつもないんだよ!よく観劇の感想で「目が足りなかった」とあるのはこの状況です。もしくは推しのキャラや俳優さんをオペラグラスで追っている場合。

例えば「BROTHERS CONFLICT」は兄弟13人が舞台上にいるシーンも多いです。とてもじゃないけど、全員の動きなんて把握できやしません。いいところに限って見落としたりします。(泣きたい)

その点DVDは自分が好きなだけ繰り返し見ることができます。もちろんカメラが写せる範囲にも限界はあります。自分の推しのイチオシシーンが収録されていないこともままあります。その代り、見えていなかった表情がアップで見られたり、実は舞台端でこんなことしてたの!?と見るたびに発見があって嬉しいです。DVDを見て好きなキャラや俳優さんが増えることもあります。刀ミュは上で話した通り今剣と石切丸に撃ち抜かれてDVDを買いましたが、DVDを見た後はすっかり「清光世界一可愛い」を連呼するほど加州清光に心を持っていかれました。わかりやすい(笑)

 

【特典映像(バックステージなど)が魅力的だった】

これはDVD化ならではですね!バックステージや日替わり映像、座談会など作品によってさまざまです。本編ディスクより特典映像ディスクの方が収録時間が長くなることもあったりします。

何を隠そう、私はバックステージ映像(メイキング)が大好きです!

どのくらい好きかというと、原作も知らない、劇場にも観に行っていないのに、DVD販売詳細に「特典映像:バクステなど」の文字を見るだけで購入予定リストに入ります。さらに収録時間60分越えとか書かれているとほぼ購入確定です。特典映像の中でも、何でバクステ映像がここまで好きなのかというと、俳優さんの素が見られるからというのももちろんありますが、自分がそのカンパニーの一員になったかのように感じることができるからです。そんなことはないとわかっていますが、自分がカメラを回したホームビデオを見ている感覚というのでしょうか。ふと以前舞台に立っていた時の空気を感じたい時があるんですよね。他人の役の歌を歌ってみたり、舞台裏で表じゃ絡まない子とじゃれあったり。円陣組むところは、画面越しに一緒に声を出したりします。側から見ると怪しいですね(笑)もうおそらく舞台に立つことはない私の、ちょっと変わった楽しみ方です。

 

【友人に布教したい】

 最近は夕方のニュースで特集が組まれたりと、演劇が一般大衆の目に触れる機会も増えてきましたけど、アイドルのコンサートなどにくらべると、まだ敷居が高いように感じます。あくまで私個人の考えですが、劇場で行われている演劇とかミュージカルってブラックボックスみたいなところがあると思うのです。劇場でどんなことをやっているのかわからない。お試しで見に行くにしても、チケット代は決して安くはありません。私だって、どんなものかわからないのに6000円払って観に行くかと言われると悩みます。興味がある友人がいても、じゃぁチケット買って一緒に観劇しに行こう!とは気軽に言えないんですよね。

そんなとき、公演DVDが手元にあると「とりあえず観てみる?」って誘いやすい。そこから最終的に劇場に足を運ぶようになれば万々歳です。観てみて肌に合わなくても、まあこういうものかで済みますし。


だから予算とかカメラ席の確保によるチケット発行数減少とかさまざまな問題がクリアになるなら、可能な限り公演DVDは出してほしいなと思います。それでまわりまわって、再演や新作が決まると嬉しい。



劇場でも、自宅で楽しむDVDでも

観劇って、楽しいよ!