ツキウタ。陽&夜「淡い花」感想
こんにちは!ずいぶん朝早く目覚めてしまったので、朝活と称して映画「心が叫びたがってるんだ。」を鑑賞しました。結果、心がスクランブルエッグ状態です。あああ、何で出勤前に見てしまったのか・・・!!初見はもっと考える時間があるときにするべきでした。
日常+ちょっと感動アニメくらいのイメージで見たけど、そんな軽いものじゃなかった・・・!!感想書きたい、良作だったと伝えたいのですが、言葉がまとまる気がしません。落ち着いたら書こう。
今回は陽&夜デュエット曲「淡い花」の感想です。発売時期としては「DA☆KAI」の後ですね。感想書く順番がぐちゃぐちゃ(笑)
この曲はツキステのPVで聴いて、たった数秒なのに虜になりました。とても私好みの曲です。この時から陽&夜コンビが気になったんですよね・・・。今では立派な陽&夜コンビ推し。
ジャケットはこんな感じです。どーん!
う、美しい・・・!!こういう淡い色使い大好きなんです!パステルみたいなふわっとした感じ。「淡い花」というタイトルに合っています。
そして衣装、このデザインの破壊力が凄まじい。これノースリーブに透け感のある羽織を羽織っているという認識でいいんですよね?二の腕ごちそうさまですとかいろいろありますが、夜くん可愛いいいい!コンセプトは天女の羽衣なんですかね。月に帰ってしまうのでしょうか。PV見た限りではステはONE CHANCE?衣装で踊っていたような・・・是非この衣装で踊る陽くんと夜くんを見たいです。見たらバスタオルが必要なレベルどころじゃなく泣く気がするけど。
表題曲「淡い花」とカラオケ、ミニドラマ「アイドル的日常編」が収録されています。
以下、ネタバレ注意です。
柿原さんと近藤さんって、高音の声質が似ている気がします。だからか、デュエットの親和性が高いです。声の相性って大事。歌がうまい二人を合わせたからと言って、デュエットもうまいとは限らないですからね。声を”合わせる”って意外と難しい。つまるところ、陽&夜コンビ素晴らしい。(これが言いたかった)
【淡い花】
ポップテンポですが、切ない曲です。どちらかというと、夜くんのソロ曲のイメージに近いかな。音の種類に明るくないのですが、少しふわっとしたような、やわらかい音がたくさん使われています。この曲も、ピアノの音が美しい・・・。
「午前4時の夢の終わりに~」と陽くんから歌い出しますが、声がとても優しい。「Genau!」を歌っていた時とは随分印象が変わります。陽くん、こんな歌い方もできるんだね。夜くんは相変わらずの優しい声。夜くんの「忘れさせてくれないかい?」の「かい?」の歌い方がどツボ。思わず机に突っ伏しました。
そして何といっても二人のハーモニー!ヒーリング効果が凄いです。何なの?二人はマイナスイオン製造職人なの?とても綺麗な透き通った声を聴かせてくれます。ジャケットのイメージ通りでした。「僕らは~(僕らは~)」と音を追いかけるところがあるけど、陽くんが先導するのも夜くんが先導するのもどちらも好きです。
歌の最後の「花を~」の「を~」のところがほぼ声だけになる表現に鳥肌が立ちました。そもそも一音の中で上がったり下がったりする歌い方に弱いのに、そこを強調されたらオチます。私のHPはもう0だよ!
歌詞はいろいろな解釈ができると思いますが、私は陽くんと夜くんがすれ違った時期と重ねて聴いています。「お互いの想い胸に隠して 笑顔の奥で泣いていたんだ」・・・切なすぎやしませんか。淡い花って何かなと考えたのですが、私の中ではガラス製の月下美人ということで落ち着きました。月下美人は夏の白い花。花言葉は「はかない美、儚い恋、繊細」です。(言葉にならない声)
【ミニドラマ】
夜くんが鼻歌を歌いながら料理を作っています。ご褒美ですありがとうございます。
そこに陽くんがおいしそうな香りに誘われてやってきます。「俺の好きなにおいと思ったら、やっぱ夜が朝飯作ってたのかー」って、においで夜くん作だと分かるって陽くんそれは・・・(悶絶)夜くんは夜くんで、陽くんの好きなわかめのお味噌汁作ってるし。陽夜仲良しすぎて愛おしいです。
料理は好きだけど最近忙しくて出来なかったから、無性に料理がしたくなって早起きしたんだと夜くん。「あまり難しいことを考えないで、野菜を洗ったりなべをかき回したりっていう単純作業をしてたら、自然と料理が出来ててさ。それで皆が美味しいって褒めてくれるから、一石二鳥でいい気分転換だよね」・・・夜くんが可愛すぎて辛いです。私も夜くんの手料理が食べたい。
「難しいことを考えるって、この後事務所に呼び出し食らってるせい?」と一瞬で夜くんを理解する陽くんすばらしい。事務所の呼び出しと言っても、まさかの社長直々らしく、夜くんはクビではないかと悪い想像を膨らませます。陽くんがすぐにフォローをしますが、痛いところをつかれて思わず目を逸らしてしまうのが可愛いです。
まさか他のアイドルとのツーショットを週刊誌に撮られた?と恐る恐る聞く夜くんに、「ないない!」と陽くんが否定するシーンがあるのですが、そこの夜くんの「えー・・・?」がいい。その後の「えへへ、じょーだんだよ、じょーだん。」のコンボでやられました。こういうやり取りって、きっと陽くんといるから生まれるんですよね。
お呼び出しは、「舞台の主役をやらないか」というものでした。めっちゃいい知らせでした。安心した。話の流れから、どうやら初主役らしいです。
「没落貴族の遊び人(陽くん)と世間知らずな文学青年(夜くん)」のお話らしいけど、この舞台はどこに行けば見れるのでしょうか?買うよ?言い値で買うよ?
予想してなかった方向にビックリしたからカフェで休もうと誘う陽くんも、それを受ける夜くんも二人とも可愛い。・・・可愛いしか言っていない気がする。
今まで無機物しかやったことのない夜くんはプチ現実逃避をします。
夜:森の木を揺らす風、陽:ヘンゼル
(白雪姫)
夜:ナレーションその2、陽:王子様
(かぐや姫)
夜:光る雲、陽:帝
・・・両極端な配役だったんだね・・・。とりあえず私が言えるのは【求む、当時の映像】ただそれだけです。目が足りない!とかいいつつ何回も再生します(笑)夜くんが生まれながらのモブ向きとかなんとか言いますが、誰がなんと言っても私にはアイドルです!夜くん可愛いよ!
夜くんが出ているドラマをちゃんとチェックしてる陽くんいい子。「すっげー演技が自然なんだよな。役じゃなくて、ホントにその人間として存在してさ。夜じゃない、別の人間になってる」と夜くんを褒めます。それを聞いて思いましたが、夜くん実はすごい才能あるんじゃないかと。私個人の考えなんですけど、自分じゃない”誰か”になるって、いかに”自分”を消すかだと思っています。ようは、中の人の存在を感じさせちゃだめなんです。無機物の場合はちょっと違うかもしれないけど、その人になるにはその人のバックボーンまで理解したうえでないと出来ない動作とかがあります。それをした上で、自分自身の性格から出てしまう動作とかを取り除いていかなければいけないんです。自分の癖をなくせと言われているようなものなので、とても骨が折れます。それが出来ているのは本当にすごい。夜くんの場合は無機物を演じる上で身についた技術らしいです。
陽くんに褒められたからではないけど、夜くんも陽くんを褒めます。「陽は存在自体に華があるなぁって思ってる。視線を奪う吸引力って言うのかな、立っているだけで存在感がある、目を惹きつけられる」と。確かに私も陽くんは華があると思います。華って努力で身につくものじゃないところもあるから、ちょっぴり羨ましい。それもまた、芸能界では強力な武器になりますよね。かえって生徒Aみたいな役は難しいかもしれないけれど(笑)
「きっと陽は舞台の上でも華がある。立っているだけで物語を感じるようにできる人だよ」と褒める夜くんは、完全に陽くんのことを理解しています。いいところをお互いに言い合ったりする二人の関係が素敵過ぎる・・・。夜くんは役に”なる”、陽くんは役を”形作る”という感じでしょうか。
舞台の初顔合わせの日に遅刻しそうになっている二人がほほえましいです。台本届いてすぐに読む夜くんまじめ。台本は読み合わせ当日まで開きもしなかったことが多い私には眩しくうつります。「いっぱい感想を言い合って話し合って、いい舞台にしようね」と夜くんが言ったのに、「だな。」と短い言葉で陽くんが応えます。本当にこの二人好き。