天泣

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実はめっちゃ面白いクトゥルフ神話TRPGのススメ【動画アリ】

わが地元名古屋の徳川美術館で、鯰尾藤四郎と骨喰藤四郎の二振りが400年ぶりに同時展示されているようですね。私、とうらぶの中で鯰尾くんと清光が推しなんです。地元に戻る予定は今月末・・・展示終了後・・・。情報を仕入れるのが遅すぎた・・・。

何でこんなに悔しがっているかというと、徳川美術館って気合を入れれば歩いて行けるぐらいの距離にあるんですよ!むしろ祖父母に連れられて何回も行ったことあるし!私としては頭を抱えるしかありませんが、これで美術館が潤ってもっと発展していくなら嬉しいです。もし徳川美術館に行くのであれば、ぜひ目の前の徳川園にも足を運んでください。素敵な庭園で、四季折々の表情を見せてくれますよ。(超アピール)

 

今日は突拍子もなくTRPGの話です。「ONE CHANCE?」の感想を書こうか悩んだといったな、あれは(ry

数日前まではこのことを話題にするつもりもなかったのですが、ずっと更新を待っていた動画の新作が公開され、さらに一旦完結したので、興奮冷めやらぬうちに書きたい!と思い立ったわけです。あわよくばもっと遊戯人口増えればいいと思ってる。大前提として、私はTRPGを実際に遊んだことはありません。(CoCルルブは持っている)

まわりで嗜んでいる人を発見できていないので、youtubeかニコニコでリプレイを見て楽しんでいるだけです。なので突っ込んだ話はあまりできません。ご了承ください。

前半はTRPGとはなんぞや?などを書いていくので、もう知ってるよ!という方はばびゅーんと飛ばしてください。

 

そもそもTRPGってなに?

RPG」という言葉は聞きなじみがあると思います。 ゲームとかでよくあるジャンルですね。私も好きです。英雄だったり、薬師だったり、魔法使いになったりして世界を冒険するゲームです。でもこれにはTという文字が付いていますね。一体何なのか。私は説明があまり得意ではないので、ウィキ先生に助けてもらいましょう。

 

TRPG

テーブルトークRPG、あるいはテーブルトーク・ロールプレイングゲームは、ゲーム機などのコンピュータを使わずに、紙や鉛筆、サイコロなどの道具を用いて、人間同士の会話とルールブックに記載されたルールに従って遊ぶ“対話型”のロールプレイングゲームRPG)を指す言葉である。

 

表現が合っているかわかりませんが、ようは「ルールのあるごっこあそび」なんです。電子ゲームとの違いは物事の判断を行い、話を進めていく進行役も人間だということです。故に最低二人、進行役(以下GM)とプレイヤー(以下PL)が必要です。・・・一人じゃできないんです(察してください)このゲームを遊ぶためにルールブック(それぞれのゲームシステムが記載されているもの)など色々なものが必要ですが、一番難易度が高いのが一緒に遊んでくれる仲間を見つけることだと思うの。最近はオンラインでもセッションがあるようですが、人見知りな上にド初心者なので勇気が出ません。

 

クトゥルフ神話TRPG(CoC)って?

一言で言ってしまうと、「数あるTRPGのシステム(ルール)のうちの一つ」です。クトゥルフ神話とは、アメリカの作家・ハワード・フィリップス・ラヴクラフトをはじめとする作家たちによる一群の怪奇小説の総称です。ジャンル的にはホラーに分類されると思います。

このシステムでは、PLはちょっと知識があるけれどほぼ普通の人「探索者」となり、クトゥルフ神話の恐るべき神格生物たちと向かい合うことになります。向かい合うとは言いましたが、このシステムでは「戦闘」は最も避けるべき行為です。基本的にヒーローよろしく果敢に立ち向かってはいけません。なぜって?こちらはただの「人」なのに対して、戦う相手は大抵「神」だからです。

また、クトゥルフ独特のシステムとして「SAN値(正気度)」があります。名前だけ聞いたことがある人もいると思う。このゲームはホラー・アドベンチャーです。探索者には次々と異常な出来事が起こります。その時、SANチェックという、自分が常人か狂人かという判定が入ります。その判定に失敗するとSAN値が減っていき、その結果、幻覚や幻聴が見えたりパニックになったりとまともな行動がとれなくなっていきます。これをしてこそ「クトゥルフ神話TRPG」です。

 

いつからリプレイ動画を見るようになったの?

もともとはボードゲーム界隈の住人でした。パンデミック*1やオニリムなどいろいろ遊んでいます。ボードゲームのことを話し出すときりがないので、ここでは割愛します。ボードゲームを扱うお店に行くと、TRPGの本も扱っていることが多いので、TRPGという単語だけは知っていました。

そしてある日、直接的なきっかけは思い出せませんが、ネットでTRPGという単語を調べます。「あー、何か楽しそう。へー、実際に遊んでいる様子を動画にしてたりするのか。サイコロを振って判定するとか大好物だし*2、おすすめのリプレイ動画ないの?」といった具合にまんまと興味を持ち、記事タイトルでもある「実はめっちゃ面白いクトゥルフ神話TRPG」という動画にたどり着きます。当時1と2しか公開されていなかったので*3、それらをひたすら繰り返し見ていました。ある程度は動画の中で補足説明がされているものの、教団とか魔術書とか特殊な単語もあったので、出てくる単語を理解したいがために誰かと遊ぶ予定もないのにルールブックを買いました。(ルルブは所持しているのに未プレイなのはこういうわけです)

ルールブックには、システムの詳細と神格生物のステータスなどのデータ、クトゥルフ神話の基になった小説「クトゥルーの呼び声」が収録されていたりと、普通の読み物としても楽しめます。値段が5800円(税別)と本にしてはそこそこしますが、情報量が桁違いなので全体のコスパはいいのかな?分厚い。使いようによっては武器になりそう。

 

私にルルブを買わせるまでに至った動画がこちら。(本題です)

お待たせしました。前置きが長くてすみません。

肉声セッションなので、実際のプレイ時の音声が使用されています。好き嫌いが分かれると思いますので、ご注意ください。また動画の冒頭にあるように、このゲームはホラーTRPGなのでグロテスクな表現があります。ドラマの血が飛び散るシーンすら苦手な私ですが、これは大丈夫でした。(絵柄に救われた?)

 


実はめっちゃ面白いクトゥルフ神話TRPG

 

まにむさん(GM)、おりちゃん(PL)、きょーちゃん(PL)、しんさん(PL)の4人でプレイしています。追加でNPCが1人いますが、まにむさんが演じています。

動画の作り方、魅せ方が非常に秀逸です。この動画、ところどころぬるぬる動くんですよ。(終)に至ってはフルアニメーションか!とツッコミを入れたくなるほどに動く!動く!そりゃ投稿期間も空くものです。早く動画更新してほしいなと思っていましたが、動画が公開された途端「ああ、これは作るの時間かかるわ」と納得したと同時に拝みました。まにむさん、シナリオ作ってGMやって動画作ってって凄すぎます。個人的にはまにむ様と呼びたいぐらい。

シナリオを私の独自解釈で言うと、「全裸と半裸と体の大きい赤子の3人のモブ(PL)が、主人公属性モリモリのイケメン(NPC)と共に脱出を目指すシナリオ」 です。いろいろと齟齬があると思いますが、見たら「ああ、大体合ってる」となる・・・はず。

このセッション、キャラクターそれぞれの個性がたっています。おりちゃんは天然で予測不可能な行動をする。きょーちゃんはおりちゃんより天然具合が激しく、たまに話が噛み合わない。しんさんは真面目そうだけど、ところどころおちゃめです。その中でもおりちゃんが一番好き。彼女はダイスの女神に愛されています。ここでその数字を出すの!?という結果が多く、おりちゃんがダイスを振る状況になる度わくわくしていました(笑)

(終)の動画はエンドロールの途中で止めず、最後まで見ることをおすすめします。最後まで見て、私は変な声が出ました。まにむさん、あなたは私をどうしたいのですか。(にっこり)

何も知らない状態で見ても、思わずTRPGをプレイしたくなる動画。オススメです。

 

*1:最近パンデミッククトゥルフ版が出ました!みんなやろうよ!

*2:ボードゲームでも、ダイスを使用するものには財布の紐がガバガバになります。

*3:現在は(終)まで公開されています。